マイケル・ジャクソンのBAD25周年エディションが出ましたね。
DVDだけ単体で発売されていたので、私はそちらをチョイスしました。BADツアーのオフィシャル映像ということで胸が躍りましたが、元のマテリアルが高解像度でないため、画質はハッキリ言って最悪です。
しかし、前編口パク無しで歌い踊りまくる若かりしマイケルのパフォーマンスは圧巻の一言。全盛期と言って差し支えないんじゃないでしょうか。
後のDangerousツアーやHistoryツアーは、ステージングなどの完成度は高いのですが、やはり年齢による衰えが目に付くんですよね。BADツアーでは、同じフリでも一挙一動のキレが段違い。Dangerousでは洗練されたパフォーマンスでしたが、息が上がっているし、半分以上は口パクという状態だったのが残念。
個人的にThrillerの頃のマイケルのダンスが一番好きなんです。技術というより、動きに艶があって本当に魅力的でした。ムーンウォークも距離を出す晩年のものより、モータウンで見せた滑らかなものがベストと思っています。このウェンブリーのライブは過渡期ではありますが、私の大好きな頃のマイケルの魅力の残り香を十分感じさせる、素晴らしいものだと感じました。
posted by Touchy at 23:31
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