2016年05月29日

SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁

ローラーコースター度:★★★☆☆

映画「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」を観賞。
ご存じ、シャーロック・ホームズを現代風にリメイクしたドラマシリーズ「SHERLOCK」の映画版です。これまでのおさらいが冒頭にあるのですが、遠い記憶を呼び起こすには不十分な断片映像のオンパレードで解説は無し。この不親切さがこのドラマの特徴でしょうか。いかにも現代的というかテンポは良いのですが、時々付いていけなくなるという。

さて内容ですが、かなり趣向が凝らされています。何しろ舞台が途中から19世紀に移ります。もともと、原作を愛好する人が、その材料の料理され具合を見てニヤリとする類の映画なのに、まさかの19世紀。完全なスピンオフかと思いきや、ドラマの繋ぎとしての機能をきっちり果たしているところは流石。詳細はネタバレになるので伏せますが、ファンなら見て損は無いと思います。


 
posted by touchy at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2016年03月27日

恋に落ちたシェークスピア

ハリウッ度:★★★★☆

映画「恋に落ちたシェークスピア」を観賞。
ロミオとジュリエットの創作と絡めて展開されるラブ・ストーリーです。主役は若かりしシェークスピア。肖像画の秀でた印象が強いので、ジョセフ・ファインズのフサフサ&中途半端イケメン具合は違和感たっぷり。
良くも悪くも途中から展開が読める予定調和節です。クライマックスのくだりは特にご都合主義が極まった感じでしたが、笑いあり・涙ありで観終わった後の爽快感はあります。
主役のジョセフは暑苦しいだけでまったく感情移入できませんでしたが、脇を固めるキャストは魅力的。


 
posted by touchy at 22:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2016年03月26日

アレクサンドリア

歴史度:★★★★★

映画「アレクサンドリア」を観賞。
奥さんが録画していたもので予備知識無く見たんですが、良い意味で予想を裏切られました。私、この映画大好きです!
緻密に描かれた世界観は見事で、最近CGの無駄使いが多くて食傷気味の映画の中にあって「見事」と唸らされる出来でした。もちろん見たくれだけではなく、登場人物の心の動きもドラマティックで見事。私がもっとも好きな映画の一つ「ナイロビの蜂」主演のレイチェル・ワイズの好演を他の名優が固めます。

「地球が太陽の周りを回っているのであれば、なぜ人間の営みは完璧な円とはかけはなれているのか?」という台詞がありましたが、非常に示唆に富んだもので心に残りました。

あと、キリスト教が悪の権化のごとく描かれていることにも感心。これ観て怒るキリスト教徒はいないと思います。どんな立派な思想でも人間の愚かな心の働きという媒体を介すると汚らしく劣化していくもので、その事実は歴史が証明していますからね。人が何かを正しいと思ったとき、もっとも攻撃的になるという…。
世界史、科学、宗教学が好きな人なら間違い無く楽しめると思います。



 
posted by touchy at 19:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2016年03月21日

バベットの晩餐会

グルメ度:★★★☆☆

映画「バベットの晩餐会」を観賞。
デンマーク映画。序盤はどこへ向かうのか見当も付かない展開で、あまりのシュールさに失笑する場面もありました。しかし物語が佳境を迎えるころには、いつの間にかのめり込んでいました。そして、映画を観て頂ければ分かるのですが、これを観終わった後は絶対お腹が空きます。
物語の要旨は1分ぐらいで語れるシンプルなものですし、演劇のようにデフォルメされた演技が目には付きますが、おとぎ話のような展開で観終わった後にほっこり温かい気分になれる映画です。


 
posted by touchy at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2016年03月13日

ソナチネ

映画「ソナチネ」を観賞…しようとしました。
途中までは頑張ったのですが、あまりの演出のチャチさと大根演技に耐え切れずに途中からは1.3倍速、2倍速、10倍速に早送りました。なので点数は付けていません。

北野武監督作品で好きなのは「菊次郎の夏」ぐらいで、他の作品で感銘を受けたことはありません。久石譲の音楽は素晴らしいし、心に引っ掛かるものや印象的なシーンはあるのですが、その前に諸々の拙さが邪魔をしてしまうんですよね。色んなレビューを拝見すると、結構高評価なのですが…。


 
posted by touchy at 20:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

フィクサー

大人の世界度:★★★★☆

映画「フィクサー」観賞。
大好きなジョージ・クルーニー主演・監督。

まず、この映画のタイトルが物凄いミスリーディング。この映画の原題は"Michael Clayton"、主人公の名前です。「フィクサー」というとゴタ消しのキナ臭いドンパチを想像しますが、ちょっと内容は異なります。どちらかというと本業から脱線したサスペンス。
企業相手の大型訴訟で被告企業側の弁護にあたる友人が突然錯乱した…。彼は狂ったのか?というのが超大まかなストーリー。どんな悪人でも弁護するのがプロフェッショナルであり、そこに私情を挟むことはご法度です。勧善懲悪ばりの展開が青臭い非常識だと捉えることは可能ですが、果たして本当に狂っているものは何なのか。ジョージらしい問題提起だと思います。



余談ですが、日本で興業成績上げるために邦題を付ける慣習どうにかならないんですかね?音楽の方ではもっぱら原題が主流になっているけど、映画は依然として意味不明な邦題を付け続けていて時代遅れに思えます。原題の意図が尊重されないし、海外の人と映画の話をするときに原題を知らないと通じないという弊害も。
 
posted by touchy at 19:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画