妻が観たがったので予備知識無しでGO。
冒頭の案内で、カンヌに出された映画であることを知ります。なるほど、内容は如何にもカンヌ向き。
あらすじを言ってしまうと、トイレ掃除を生業とする主人公の日常が淡々と描かれるというもの。途中で事件に巻き込まれるようなことはなく、派手さは皆無ですが、何故か目が離せません。そこには同じような日常のように見えて微妙な揺らぎがあるからなのかもしれません。観ているうちに、主人公が送る日々が無性に愛しく思えてきます。観終わった後の何とも言えない清々しさと余韻は格別。
多くは語られず、背景にあるストーリーや感情の解釈はすべて視聴者に委ねられているのですが、そこがまた心地良い自由さを生み出しています。名作です。
観終わった後に知ったのですが、ヴィム・ヴェンダース監督なんですね。二度ビックリ。
評価:★★★★★



