ギャングのボスであるジェームス・"ホワイティ"・バルジャーが関するFBIの汚職事件を元にしたノンフィクション作品です。バルジャー役をジョニー・デップが怪演しています。毛髪が薄かったので「ラスベガスをやっつけろ」の時のように髪の毛を剃ったのかと思いきや、今回は特殊メイクでした。メイクも凄いですが、演技も迫真。人情があるかと思いきや、とことん残酷になる二面性。映画自体は事実ベースということもあり、派手な脚色などはなく淡々としていますが、登場人物の感情を静かに、かつリアルに描いており、退屈することはありませんでした。
評価:★★★★☆