個人的お正月休みの映画シリーズ、最後の一作。
先日観た「天使と悪魔」の続編です。前作にも増して、主人公のラングドン教授は冒頭から災難に遭いっぱなしです。ブルース・ウイルスばりの体を張ったアクションの数々。ただの教授なのに…と気の毒になってきます。
人類全体の利益のために特定の人間の犠牲を止む無しとするテロリスト的思想との闘い、そしてウイルスというある意味今の時代にフィットする内容でした。誰が敵で誰が味方なのか分からない展開は前作同様。ちょっと今回はご都合主義が目に付いてしまう点が多かったとはいえ、中々上質な娯楽映画だと思います。お正月にはこういうのがいいですね。
評価:★★★★☆