えらい話題になっていたのでかなり期待して臨みました。
普通、こうやって過剰な期待をした映画は、思ったほど面白くなかったという感想に終わることが多いのですが、本作はまぁまぁ充実していたのではないでしょうか。ぶっちゃけ、冒頭数分でオチが分かる類の映画。あとは過程がどのように描かれるかですが、とにかく主人公のアーサーが可哀想でした。。。生まれつきのサイコパスもいますが、大半の悪は環境によって作られるというのは真実だと思いますし、最後のピエロの集団じゃないですけど思わずジョーカーに肩入れしたくなります。
もっと、最終的にはゾっとするような悪になるかと想像していたのですが、「まぁ仕方ないよね」と思える範囲。ジョーカーは、あくまで等身大の人間として内面が描かれています。悪知恵が最悪に働いて、何を考えているかも何をするかも分からない狂気のキャラクターは、この映画の後日談になるのかなと感じました。
ところで、ブルース・ウェインとジョーカーの年の差が気になりました。あれだとブルースがバットマンになることにはジョーカーはお爺ちゃんですよね。まぁ、そんな細かいこと言うのは野暮というもんですが。
評価:★★★★☆
そして高評価で良かったー。
そそそ「あのジョーカー」になったばかりの頃は
こう言う感じだったのだなー!的に
ボクはすごく自然に感じました。
鼻からすんげー酷いジョーカー爆誕ではなく
爆誕したその時ってのはね。これくらいがちょうどよくて。うまく言えてませんが(汗)
ボク的には何もかもが、すごく良かったです!
スーパーヴィラン爆誕はまさに的確な修辞!