2025年02月16日

デューン 砂の惑星 Part 2

1作目に続き「デューン 砂の惑星 Part 2」を観賞。
衝撃的な展開なので、これ本当に完結するの?と不安でしたが、なんとか、ある意味強引にまとめ上げられた印象でした。とはいえすべてスッキリしたのではないですが。原作も続編などが無数にあるようですし、さもありなんというところですが…。一生展開できそうなスペースオペラではありますが、今作はいったんこの終わり方で閉じるのが一番綺麗だったのかなとは思います。
あっさりと死ぬ宿敵や、「あれ?それアリなの?」という展開は相変わらずあって少しモヤッとするところはありますが、細かいツッコミは野暮というものですので、美しい映像美と練られた構成を堪能しましょう。
評価:★★★★☆

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2025年01月18日

デューン 砂の惑星

映画「デューン 砂の惑星」を観賞。
過去作は観たことが無く、今回の監督バージョンが初体験でした。
とにかく映像のセンスが良くて綺麗だなーと思って堪能していたんですが、後で調べると「ブレードランナー2049」と同じ監督とのこと。納得です。
スペースオペラというんでしょうか、実に壮大なストーリーでワクワクします。最初はとにかく横文字の造語が乱発されるので何が何やら分からないのですが、把握できてくると非常に楽しい。キャスティングも最高にハマッてました。主人公の青年は美しく眼福だし、脇を固める人達もしっかりしています。続編も観てみたいと思います。(願わくば完結しますように)
評価:★★★★★

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2025年01月11日

翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜

映画「翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜」を観賞。
埼玉内のイザコザ(大宮vs浦和)はあるものの、メインの舞台が関西に移っていたので関西人の私としては、分かり過ぎるネタが小気味良かったです。以前のレビューで、「関西で言うところの〇〇県の立ち位置かな?」と伏字で想像していたんですが、今回はそれがドンピシャで実現した形でした。
しかし相変わらずのくだらなさ(誉め言葉)です。何も考えずに笑いたいときに観るといいでしょう。
評価:★★★★★

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2024年10月19日

ブレードランナー2049

映画「ブレードランナー2049」を観賞。
初代の「ブレードランナー」はDVDを持っていたほど好きでした。なので、一作目を超えるのはハードルが高いだろうなと思い、あまり期待せずに臨みました。
まず設定が前作から30年後ということで、世界はさらに荒廃しています。これが単なる焼き直し感を回避できた良いポイントかと。進歩しているものや、むしろ後退しているもの等の描写が、「かつて進歩した未来を描いていたけど実際はそうでもなかった」ことを実感した世代には生々しくリアルに感じられます。(ブレードランナーの未来はそもそもネガティブなものではありましたが、空飛ぶ車とかね)

まず、前作同様映像が美しく印象的。美術の観点では満点に近いかと。
主人公のKは地味だなーと感じましたが、影の主役とばかりにデッカードが出てきたので、なるほどと。とはいえ、この地味な主人公が色々翻弄されながらもがいていく過程は素晴らしかったです。新型とは言え、前作では敵役として描かれていたレプリカントそのものが主役になるわけですので。かなり好みの展開でボルテージは上がったのですが、ラストでもう一捻りあるかなと期待していたので、そこだけは残念でした。

以下余談ですが、いわゆるボス的な存在のあの人。完成仕立てのレプリカントを殺した意味が分からなかったです。また、あれだけ存在感放っておきながら、特に決着が付くわけではなかったので少しモヤモヤしましたw

評価:★★★★☆

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2024年10月14日

PLUTO

NETFLIXでアニメ版の「PLUTO」を観賞しました。
今作は、私が敬愛する手塚治虫先生の代表作である鉄腕アトムの人気エピソード「地上最大のロボット」をモチーフに、現代漫画家の最高峰の一人である浦沢直樹先生が創作した作品ということでずっと気になってはいました。「地上最大のロボット」は絵本版が家にあり、子供の頃何度も何度も繰り返し読んだ思い出の作品でもあります。浦沢先生の「PLUTO」はビッグコミック連載時にちらちらとつまみ読みしたことはあったのですが「あのキャラがこんな感じなんだー」ぐらいの印象しかなかったんですよね。ちゃんとストーリー追って全部読んでないので当然ですが…。

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妻の会社の福利厚生でNETFLIXが観れるようになったのでオススメをTwitterのフォローさんに聞いたところ、色々面白そうなものを挙げてくださいました。本作は、そんな中でKIDさんが勧めてくれたものの一つでした。アニメはテンポが間延びすることがあるので個人的には漫画派なんですが、折角なので…ということで観賞。
前半は色んなロボットのエピソードを中心に展開され、正直なところ「なるほどね〜」というノリで1エピソードの途中で中断&再開しつつ、ゆっくり観ていました。急激に面白くなってくるのは中盤以降。どんどん伏線が広がっていって、どうなるんだ?とのめりこまされました。原作ではちゃんと描かれていたロボット同士の戦いのパートが再現されなかった点は不満だったのですが、それが正解だということは段々と分かってきます。本作はロボットが主役ではありますが、ヒューマン・ドラマなんだとということが。原作では単なるロボットの一人だったゲジヒトが主人公になり展開されるプロットも見事で唸らされました。



原作は子供向けということもあり、とにかくワクワクする展開と、平和の尊さを訴えるメッセージがシンプルなものでした。しかし、この「PLUTO」は原作のモチーフだけを生かした完全な別物と言えます。ミステリー作品的な要素もありつつ、複雑なメッセージが幾重にも重なっており、子供の頃にアトムを見ていた大人の心を響かせる名作に生まれ変わったのです。最終盤のエピソードでは涙腺が崩壊して、ずっと泣きっぱなしでした。伏線の回収も見事で、かつラストは原作リスペクトで〆るという…、もう控えめに言って最高です。どれだけの賛辞を書いても物足りません。
漫画版も買おうかと思っています。

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2024年09月08日

老眼と無印Kindle

老眼の進行が著しいです。
軽い遠近両用眼鏡に変えたものの、最近では近くのものがさらに見えづらくなっています。私が小さい頃、細かい文字などを見ると文句を言っていた父親を思い出します。当時は「ほんまに見えへんのかいな」と思ってましたが、今その気持ちが嫌というほど分かる状態に。

何が不便って、本を読むにも支障が出てきているのです。近づけたら読めないし遠ざけ過ぎたら字が視認できない。そんなこんなで、最近読書はもっぱら電子書籍で読んでます。電子だと文字の大きさを変えられるので実に快適なのです。とはいえスマホだと小さすぎて効率が悪いし、屋外や明るい場所では見辛かったりして不便です。そこで愛用しているのは無印Kindle。バックライトも付いていない超シンプルなやつです。自然光で紙を読んでいるのに近い感覚なので目も疲れづらいです。

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バックライト付きのPaperwhiteも追加購入したんですが、大してよくなかったし個人的には軽さとコンパクトさが気に入ってるので、Paperwhiteは早々にメルカリで売り払って、無印ばかり使ってます。以前はつけていたカバーも取っ払い、いつも丸裸で入れてます。その方が圧倒的に軽くて取り回しが楽ちんなのです。多少雑に扱っても大丈夫なので、文房具みたいな使い方でOK。

そんな素晴らしいデバイスなので、次も同じ機種を買い替えようと思っていたんですが、Amazonを見ると無印Kindleがラインナップから消えているではありませんか。うーん、ハードに関してはひと際センス悪いAmazonの悪い癖がまた出てしまったのか…。それとも無印そんなに売れていないのかな?最新の無印は何故か若干のバックライトが付いていたし、Paperwhiteはお風呂で読める防水仕様というのが魅力的だと思っていたのですが、今のが壊れたらPaper White一択か…。できるだけ大事に長く使いたいと思います。

最後に、私が持っている無印Kindle(第8世代)のプロコンです。

■良いところ:
・小さくて軽い
・明るいところでも読みやすい
・目に優しい
・テキストを読むには最適

■イマイチなところ:
・動きが鈍い(慣れます)
・時々挙動不審
・書籍の画像を拡大するのが面倒臭い
・ビジュアルがリッチなものを読むには向かない

※後日談
無印を含むKindleが一斉にリニューアルして公開されていました。Amazonのストアから無印が消えたのは、ちょうど一新される端境期だったのですね。良かったです。
New Kindle (2024年発売)、6インチディスプレイ電子書籍リーダー、16GBストレージ
New Kindle Paperwhite シグニチャーエディション (32GB) 7インチディスプレイ
タグ:Kindle
posted by Touchy at 19:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記