2018年11月30日

ボヘミアン・ラプソディー

会社帰りにレイトショーで映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観賞。
本当に久しぶりの映画館での観賞でした。
観たかたの感想が軒並み高評価だったため、かなり期待して観に行ったのですが、ちょっとハードルを上げ過ぎたかな?というのが正直なところでした。

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とてもよく出来ていると思いますし、ラストはガン泣きでした。
ただ私は、全編を通してフレディを演じる役者さんの違和感が払拭できませんでした…。
特徴は物凄く捉えているし動き等は似ているのでライブ・パフォーマンスは良いのですが、顔が致命的に似ていない。口の動きなんか似てるけど過剰なモノマネに見えてしまったり。どちらかというとミック・ジャガー?当たり前だけど体型も違う。この所為で感情移入し切れなかったです。
最後のシーンでは歌の良さに助けられて、かなり違和感は薄れましたし、エンドロールでは本人の映像もあったので口直しにはなりましたが。ちなみに、ブライアン、ロジャー、ジョンの3名はすぐに違和感が無くなりました。(単に思い入れの違いかもしれません)

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最後あっさり終わってしまったのもちょっと物足りなかったです。脚色を入れてピークをラストに持っていくという意味では娯楽映画としては正解だと思うのですが、ちょっと軽すぎるなと。
辛いかもしれないけど、闘病のくだりや最期の姿を描いてほしかったです。
期待し過ぎた所為だと思うので、先入観無しで観たらもっと楽しめたかもしれません。また時間を置いてから改めて観賞したいと思います。
あ、一部の方が私向けに太鼓判を押してくれましたが、猫たちは期待通りで最高に可愛かったです(笑)バンドが演奏しているTVを見ながらグルグル喉を鳴らすシーンがお気に入りです。

評価:★★★☆☆

参考:クイーン自伝映画『ボヘミアン・ラプソディ』を事実検証
posted by Touchy at 23:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画

2018年11月29日

人工知能はなぜ椅子に座れないのか

書籍「人工知能はなぜ椅子に座れないのか」を読みました。
最近「AI」という言葉が飛び交っていますね。現在は第三次AIブームなのだとか。

非常に興味をそそられるタイトルですが、結論から言うとまぁまぁといったところでした。
端的に論旨を述べると、人工知能が万能であるという昨今の浮かれ方に釘を刺すといったところ。巷では2045年には人工知能が人間の知能を超える「シンギュラリティ」について喧伝されていますが、本書を読むと、物事はそんなに単純ではないということがよく分かりました。コンピューターの成り立ちから人工知能の発展と将来の展望を簡易に説明してくれています。

言いたいことは分かりますし納得なんですが、ちょっと繰り返しが多く冗長に思えました。また、一部では論理が飛躍しているところもあるように思えたり。私の理解力不足かもしれませんが、「場の哲学」のくだりなど、何度読んでも意味が通らない箇所も。とても興味深いタイトルに関わる説明についても、正直「なんじゃそりゃ」と思いました。当たり前じゃないかと思ったので。もっと面白いパラドックスが紹介されると思っていたので残念です。

まぁ、「弱い人工知能」と「強い人工知能」の違いが分かっただけでも収穫ですかね。私は「弱い人工知能」が高度になっていくのかなとイメージしていました。あくまで機械ですから、わざわざ人間と同じスペックを求めるのもなんだかなぁという気がします。


 
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2018年11月11日

9/11: 爆破の証拠 − 専門家は語る

ドキュメンタリー映画「9/11: 爆破の証拠 − 専門家は語る」をアマゾン・プライムで観賞。
60分の無料公開版もYouTubeで公開されています。



911で不自然に倒壊したビル群、特に衝突現場から離れており被害が少なかったにも関わらず制御爆破のように6秒で綺麗に真っ直ぐ崩れ落ちた第7ビルに対して「科学的に」検証したものです。説明するのは建築家や制御解体のプロ、物理学者等々。淡々と紹介される公式発表に対する反駁は、あくまで科学的なアプローチ。例えば、金属が融解する温度であるとか、物が押しつぶされる際の作用と反作用であるとか、複数の人による爆発音の証言などです。

映像を改めて見ると素人でも制御解体だと分かります。そこに理路整然とした説明を付け加えられると反論のしようがありません。ただし、このドキュメンタリーの優れたところは科学的な検証に止めているだけということ。誰がこれをやったとか、何のために仕組まれたとか、いわゆる陰謀論的なことには一切言及しておらず、あくまで匂わせるだけ。そこから先は各自で判断してねというスタンスですね。

私はこの映画を観て、制御解体されたという説を信じるようになりましたが、それを仕組んだのはテロリストかもしれないし、利害関係者かもしれないし、第三国かもしれないし、或いは政府かもしれない。我々が知ることができるのは、少なくとも「米政府がなにかを秘匿している」という事実だけです。

評価:★★★★☆


posted by Touchy at 18:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2018年11月03日

運動靴と赤い金魚

映画「運動靴と赤い金魚」を観賞。

イランの映画で、かなり前から観たい映画リストに入れていたものです。最近、家内と観たい映画の趣向が合わなかったのですが、これについては久々に二人で観賞。



一言で表現すると「素朴」。特に大どんでん返しがある訳でもなく、感動の号泣を誘うわけでもなく(ホロリとはきます)、しかし、じわっと気持ちが温かくなる素敵映画。お金が無いから妹と兄で靴を共有するなど、今の日本ではあまりお目にかかれない設定が、なんとなく懐かしさを感じます。登場人物には根っからの悪人は出てこず、誰もかれも人間味溢れています。
主役である子供たちの演技も見事。本当に演技?と思うぐらい自然な子供です。そしてみんなえらいんです。思わずヨシヨシしたくなるぐらい…。
エンディングも、そこで切るんだ?という意表を突かれた演出でした。
古き良き映画ってラストはスパッと切りますが、そんな感じ。

評価:★★★★☆
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2018年09月09日

ゲットアウト

映画「ゲットアウト」を観賞。

てっきり黒人差別に関する社会派ムービーなのかと思っていたんですが、まったく路線が異なるものでした。いや、ある意味差別ではあるのかもしれません…。核心に迫るとネタバレになるので伏せておきますが。

前評判で「怖い」という話は聞いていましたが、いや本当に怖いです。ここで言う怖さとは、気味の悪さと同義かな。表面上は常識的だけど何か異常な人達の、得体の知れない不気味さが何とも言えませんでした。
ラストの展開は衝撃ではありましたが、ちょっと無理があるのではという野暮なツッコミもあり。梅図かずお先生の作品的な展開だと感じたのは私だけでしょうか。
評価:★★★★☆


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2018年08月10日

昭和残侠伝

映画「昭和残侠伝」を観賞。

この手の任侠映画はまともに観たことがありませんでした。ちょっと脂っこくてお腹にもたれそうだったので…。この度はAmazon Primeで目にとまったので「一度ぐらい観ておくか」というノリで観賞。

いや〜、なぜもっと早く観なかったのか。健さん、むちゃくちゃ格好良い。
最近の邦画でよくある聞き取りづらい滑舌の悪い呟く台詞ではなく、演劇のようにはっきりとした台詞。そう、リアリティなんぞ求めていないのです。これはお芝居。そして古い映画ならではの品のある言い回し。仁義を切るときの形式美。背中で泣く演技。水戸黄門や忠臣蔵のような、勧善懲悪、鉄板の予定調和。

個人的には、健さんといえば年を取った頃の印象しかなく、若い姿に最初は違和感を覚えました。大して男前にも見えない(脇役の方が男前が多い)し、存在感も無いような…。しかし観ていくうちに劇中にどんどん引きこまれます。もはや男の中の男にしか見えません。渋い。客人で助っ人となる池部良の抑えた迫力も最高。
惚れました。
評価:★★★★★

posted by Touchy at 21:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画