2019年03月17日

この世界の片隅に

映画「この世界の片隅に」を観賞。
ずっと前から観たかったんですが、ようやく。。。

ほのぼのしたタッチで描かれる昔の風景。古い物が好きな人にとってはたまらない描写が続きます。戦争を題材にした映画なので悲壮な展開を覚悟しつつも、前半はずっとそんな調子。後半から次第に辛くなってきます。

どこか浮世離れした主人公にはイラッとすることもありますが、時折見る白昼夢で、現実と空想の狭間を行き来する描写が非常に効果的。自ずと人の一生について思いを馳せてしまいます。
最後の展開は少しだけ心の隙間を埋めてくれるようで、救われました。
観賞中は泣かなかったのですが、なぜか観終わってしばらくしてからジワジワと感極まって泣いてしまいました。とても良い映画だと思います。

評価:★★★★★

posted by Touchy at 18:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2019年03月10日

カメラを止めるな!

地上波で放送していた映画「カメラを止めるな! 」を観賞。

原作のロイヤリティーで揉めてたことぐらいしか知らず、映画そのものについての予備知識ゼロで臨みました。そんな状態なので、映画のキャッチコピー「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる。」も知らなかったのですが、観終わったあとでこのコピーを知り納得。前半のパートは正直観るのが苦痛だったので、こうでも言っておかないと席を立つ人がいるでしょうから。(一緒に見ていた家内は早々にスマホをいじりだして、まんまと離脱…)
しかしそのパートを我慢して全部観ると…、なるほど面白い。
ネタバレになるので何にも書けないのですが、伏線を前半パートのストレスという形で配置し、それをきっちり回収している手法にはニンマリとしてしまいます。
評価:★★★★☆

posted by Touchy at 18:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2019年03月07日

サピエンス全史

いまさら感がすごいんですが、ようやく「サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福」を読みました。買おうかと思ってたんですが、父親が原書と和訳本両方持っていたので、和訳本を借りて読了。

著者は歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリによるものですが、書かれている内容は最新科学に至るまで広範に渡ります。よくこんなに精緻に調査できたなと頭が下がる思いです。
タイトルにあるように、ホモ・サピエンス(賢い人の意)の歴史を総括したもの。人類の歴史を総括するなんて途方もないことだと思うのですが、本書は実に巧妙にポイントを絞ってまとめています。最後の方は若干冗長かもしれませんが、この後に発刊された「ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来」につながる伏線となっているそうです。(こちらもこれから読みます)

個人的に一番感銘を受けたは、痛烈に人類の愚かさを批判しているところ。批判といっても、あからさまに「こんなことは許されるべきではない」「これは悪だ」という論調ではなく、あくまで淡々と冷静に事実を書き連ねるもの。まるで証拠物件を机の上に一つずつ広げていくように、その淡泊さが返って反論の余地を与えない糾弾になっているのが興味深いです。
その対象は原初の人間の営みから始まり、人種差別、女性差別、資本主義(かといって共産主義礼賛ではない)、工業的に「生産」される家畜などなど…。
読んでいて溜飲が下がる思いでした。

posted by Touchy at 22:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

2019年03月06日

残酷すぎる成功法則

最近本を読んでもブログを書いてなかったので、久々に…。
先日の欧州出張の往路、寝られなかったので「残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する」を読みました。
よくある啓発本の類ですが「科学的」に検証しているのが特筆すべき点ですかね。なんとなく独り歩きしがちなライフハックやビジネスノウハウの妥当性を検証するというものです。

そこそこ面白かったのですが、読み終わってしばらくしてから内容を思い出そうとしても全然思い出せず愕然としました。私の脳の老化の所為もあるんでしょうけど、この手の本って割と上滑りするものが多いのでこれも同様かな…。

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2019年02月17日

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を観賞。出張時に寝れなかったので機内で観ました。実は実写版アベンジャーズを観るのはこれが初めて。知らないキャラの方が多い状況です。誰だろうと思っていたら、マイティ・ソーだったり、キャプテン・アメリカだったり(髪型とか衣装でしか判別していないので分からない)。
ラストでは「ええええ?」となりました。続編ありきの構成だったとは。

昔はチャチな特撮でも十分心躍らせてましたが、最近のお子様はこのクオリティがスタンダードなんですよね。隔世の感があります。
評価:★★★☆☆


 

ちなみに時間があったので、何も考えなくていい映画を片っ端から見てみたのですが、以下の映画については飛ばし飛ばしで見て、すぐ止めました。

ヴェノム
ランペイジ 巨獣大乱闘
 
posted by Touchy at 19:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2019年01月12日

バーフバリ 1&2

映画「バーフバリ 伝説誕生」と「バーフバリ2 王の凱旋 」を観賞。
立て続けに観たのですが、かなりのボリューム。しかし、これは単なる一作目と二作目というものではなくて、前篇・後編と表現するのが正しいですね。英語の題は"The Beginning"と"The Conclusion"となっているので分かりやすいのですが、知らなかったら一作目だけ観てラストの「つづく」感に愕然としたかと思います。すごい良いところで終わるので。

さて内容ですが、噂に違わず凄いです。何が凄いって、吹っ切れ具合。「ええええ〜?」となるようなツッコミどころが多過ぎて疲れそうになるぐらい。かといってB級映画かというとそうではなく、ハリウッド超大作が霞むほどのクオリティ。繰り返しますが、凄いです。
この映画を表現する四文字熟語は…
・勧善懲悪
・予定調和
・荒唐無稽

すべて良い意味ですよ。例えるなら水戸黄門ですかね。悪人はとても分かりやすく極悪で、正義は必ず勝ちます。そのシンプルさがかえって新鮮で、とても痛快。主人公の超人ぶりも最高です。これぐらいやってくれないとスカッとしません。矛盾や正義の不在に疲れた民衆が観ると癒しになります。せめて創作物の中ぐらいは綺麗な正義があってほしい。これって娯楽の原点で有史以来民衆に求められてきたものなんですよね。
ちなみに私はこの映画で3回ぐらい泣きました。笑った回数は数えきれません。
評価:★★★★★

 
 
posted by Touchy at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画