カウリスマキ監督の作品集から「ラヴィ・ド・ボエーム」と「コントラクト・キラー」を観賞しました。前者は画質の悪いモノクロ映像で、両者とも淡々とした展開。
睡眠不足のときに観ると、居眠りすることは必至。
しかし、なんとも味のある映画です。
特に「ラヴィ・ド・ボエーム」は、感情移入し易かったです。文筆家、画家、音楽家の3人の男はどれもダメ人間の部類なんですが、憎めない。単なる自己中心的な人達かと思いきや、意外といい奴だったり。
そしてこの3人、悲惨な状況でもポケットの有り金を集めてその場を凌ぐ。決して前途洋洋ではないけど「何とかなる」というアティチュードは、逆説的な人間賛歌にも思えます。
基本的に全編に渡ってユーモアの味付けがあるので、その調子で淡々と終わるのかと思いきや、最後は予想外でした…。クライマックスからエンドロールにかけて「雪の降る街に」が使われていたが、やけに心に残ります。味のあるバージョンでしたが、篠原敏武氏という方が歌っている模様。
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